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【 日韓夫婦 が教える体験談】日韓国際結婚 の手続き(日本での準備〜届出編)翻訳や必要書類を解説します。

こんにちは、KIM-MAKOです。私は韓国人の旦那様と日本で暮らしています。

私たちが国際結婚をした際に実際に行った準備と届け出について、体験談を元にお伝えしますね。

ただでさえあれこれ違う国際結婚。そして手続きの多さ、煩雑さ。。。。スタート時点で不要なストレスを感じることが軽減されますように、そしてハッピーな国際結婚への願いを込めて、韓国人の旦那様のコメントと共にお伝えします。

この記事は私たちが国際結婚をした時点での情報、そして個人が経験した体験談です。手続きに必要な情報が随時変更されること、そして個人個人の置かれた状況によって手続きに違いがありますので、ご自身で大使館や役所などへ必ずご確認くださり、ご判断くださいますよう宜しくお願いします。

CONTENTS

日韓国際結婚 まず私たちの基本情報

このページを読んで下さっている方の中には日韓の国際結婚を考えていらっしゃる方が多いと思います。

もしくは将来の結婚を思い描きながら、もし日韓の国際結婚となったらどうなる?と漠然とイメージを膨らませている方もいらっしゃるかな。韓国で暮らす?日本で暮らす?話す言葉は韓国語?日本語?はたまた英語??

まずは私たちの環境をご紹介しますね。

国際結婚した年は?

2019年です。

二人の国籍は

旦那様→韓国籍、ワタクシ→日本国籍

どこの国で生活している?

日本で生活しています。知り合ったのも日本です。

2人で話す言葉は何語?

バリバリ日本語です。旦那様が日本語が上手で本当に助かります。。。その分、ワタクシの韓国語が一向に、、、上達せず(笑)、、、そして(汗)

韓国は夫婦別姓。名字はどうしてる?

ここを悩む日韓国際結婚カップルが多いのでは。ウチは(今の所)夫婦別姓です。

国際結婚の手続きは日本と韓国、どちらでしたの?

まず日本で先に婚姻手続きをして、その書類を持って韓国に行き韓国の役所で報告的手続きをしました。

夫婦別姓の韓国。しかし韓国と日本の国際結婚だけに限らず、国際結婚は婚姻届を出す=自動的にどちらかの姓になるとことはないんですねー。ここが日本人同士の結婚と違います。
国際結婚の苗字(名字、姓)についてはまた別の記事でお伝えしますね。

日韓国際結婚 手続きの流れ 日本に住んでいるケース

国際結婚なので双方の国籍の国(韓国と日本)の両方に届け出る必要があります。まずはこの理解からスタートです!

私たちは日本に住んでいるので「先に日本の役所に届け出」をしました。

そしてその後に韓国に行く予定があったので「渡韓して韓国の役所に届け出(報告)」をした、という流れになりました。

日本で先に婚姻届を出す(創設的届出)→お相手の国で婚姻届証明書を出す(報告的届出)、もしくは逆のパターンもありますので、そのパターンによって必要な書類、そして届出人のルールも変わりますのでご確認ください。

日本に住んでいて、しばらく韓国に行く予定が無い場合は手続きはどうするの?

このケースも多いかと思います。その場合は日本の韓国大使館や領事館で必要書類の発行、結婚の届け出ができるかと思います。詳細につきましては必ず大使館などに問い合わせをして下さいね。

日韓国際結婚 韓国籍の旦那様がまず用意した書類

まず韓国籍のパートナーさんが用意する「基本事項証明書」などの必要書類を日本の領事館などに取りに行きます。

旦那様は東京の領事館に行き、その場で少し待つくらいですぐに発行してもらいました!

「家族関係登録簿等の証明書 交付申請書」の日本語版とその書き方の見本です。

こちらはその韓国語版です。

日韓国際結婚 日本籍のワタシが用意した書類

まずはともあれ婚姻届の用紙を用意し、証人をお願いする人に署名をしてもらいます。

国際結婚の場合でも日本の婚姻届の証人は双方の国籍の証人の署名、というルールはないので、通常の日本人同士の結婚の場合と同じ証人のルールです。私の日本人の両親に署名してもらいました。

  • 婚姻届
  • 本人確認書類
  • 戸籍謄本

婚姻届のフォーマットは「国際結婚用」が特にあるわけでは無いので、日本人同士の結婚の場合と同じ婚姻届の書類を使います。

届け出書類には翻訳が必要! 誰が訳すか問題

日本の役所に提出する韓国語の書類は全て日本語に訳す必要があります。

「誰が訳す?」「どう訳す?」問題ですが、、、、

指定されたフォーマットはあるの?

指定されたフォーマットは無いので、本当に「フリースタイル!」。ウちの場合はWordで作り、レイアウトをできるだけ似せて、この部分の翻訳がここ、と役所の方が見てわかるようにすると良いと思います!

翻訳した書類はどうやって提出するの?

データではなくプリントアウトしたものを日本語の書類と一緒に役所に提出します。

翻訳はプロや有資格者に頼むの?

行政書士やプロの翻訳家に頼むなどの翻訳者のルールはありませんので、正確に翻訳できる方であれば、パートナーでもご自分でも友人でもOK。そういう方がいない場合はプロの翻訳家などにお願いする方法もあります。
なお、翻訳書類には誰が翻訳したかのかという「翻訳者名」の情報などを明記する必要があります。

ウチの場合は旦那様が日本語に訳し、私が確認のためにチェックしました!

いざ!区役所へ。その前に。

必要書類も揃ったし、届け出のイメージトレーニングも完了したし(→いるか?笑)。

そして、いざ!区役所へ。

、、、、と、、、意気込んで行ったのですが、、、

  • 結果的に区役所への届け出は書類の不備で1回で済まず、2回行くことにーーー。
  • そして思ったより2回目は時間がかかりましたーーー。(その理由は下にスクロール!)

私のような1回で終わらないパターンもあるので、何回も行けないよ!という方は不明点があれば事前に役所に問い合わせてから行かれることをオススメします。

婚姻関係書類 翻訳の注意点

必要書類は全て揃ったはずなのに、なぜ1回目で手続きが完結しなかったのか、、、?

そうなんです。まさかの「韓国語の書類の裏」に文言があり、その部分が翻訳されていないことが理由だったのです。

区役所の方:この裏に書かれている部分の和訳はどれですか?

ワタシ:あー、、、えっと、、、主人に確認してみますが、、

区役所:私たちではこの文章が、重要か重要ではないかが判断が出来ないので、裏も含めた全ての文書が翻訳されている必要があります。もう一度作ってきてくださいね

ワタシの心の声:ウラかぁ、、、。ウラねーーーー。

そこねー、、、、気付かなかった。(諦めの悪い心の声)

区役所:それと、ご主人様も一緒に来れますか?国際結婚なのでねー。

ワタシ:はいー、わかりました。え!!そもそも2人で来ないと行けなかったんだですねー〜ー(汗)!!!主人に予定を確認しますー。

区役所の方:忙しい場合は、ご主人様は最初のところだけで大丈夫ですよー。

という訳で、みなさま

「書類の裏」までご確認くださいねー

これが書類の「裏」に書かれていた文言です。この部分の翻訳が抜けてい他ので再度区役所に行くことに。ちなみにここを翻訳すると「この証明書は家族関係登録など電算情報処理組織により作成されました。駐日本国大韓民国大使」となりますー。

国際結婚 婚姻届の届け出は2人揃って!

届出人はどちらか1人で大丈夫かなと思っていましたが、そこはやはり国際結婚。

それぞれの本人確認や外国の書類の確認が必要になるので「2人揃って」来てください、と言われました(お住いの役所によってルールは変わるかも知れませんのでご確認くださいませ)。

ワタシも主人も出社前に済まそう!と思って、区役所のオープンと同時に入る勢いで朝イチで行きました。

2人の本人確認書類や韓国語の書類などを確認してもらい、「お仕事でしたら、ご主人様はこちらでもう大丈夫ですよ。ご結婚おめでとうございますー」と区役所の方に言って頂きました。ご丁寧に有難うございました!

日本の区役所 国際結婚の届け出の所要時間 そしてまさかの漢字問題!

主人は先に仕事に向かい、その後は区役所の方が行う登録作業なのですぐに終わるし、まさかの何もないだろうとお気楽に待っていたら、、、区役所がざわつき始めました(笑)

そして結構な時間、待った後に、、、

区役所の方:(困った顔で)ご主人様のご両親の漢字がシステム上の登録に無い漢字なんですよーーー。

ワタシ:えー、、、!(確かに難しい漢字)。こういうケースはどうなるんでしょうか?カタカナとか?

区役所の方:確認しますのでまたしばらくお待ちください。

ワタシの心の声:まさかの漢字がない、、、なんて。。。

区役所の方:お待たせしました。全く同じ漢字が無いので、一番近いものを代用することになります。

ワタシの心の声:え!一番近いのを選べってこと?そんなんでいいの?
似ている漢字って、そもそもの漢字が違うから違う人になっちゃわないの?!(パニック、、、)

ということで「一番近そうな漢字の候補リスト(画数多めの見たことがない難しい漢字がぎっしり)」がプリントアウトされ、そこからワタシの独断で決めることになりました。(予想外の展開!!)

戸籍に登録されるお名前なので、どの漢字を選ぶかは責任重大、、、。

最終的にえい!!っと選んで、(無事に?!)登録して頂きました!

お相手の国が漢字名の場合、私達のようにシステムに登録が無い漢字のケースって(レアですが)あるかも知れませんね。

という訳で予想していない事態により、予想よりはるかに時間がかかってしまい急いで仕事に向かいましたが、これで日本での婚姻の届け出は無事に終わりました。

日韓国際結婚 先に日本で届出(創設的届出)のまとめ

STEP
必要書類の確認

□お相手の国の婚姻届要件に必要な書類を確認する

□日本国籍の方の必要書類を確認しする

STEP
書類の発行

□お相手の国の大使館や領事館で必要書類を発行してもらう

□日本国籍の方の本人確認書類を区役所に取りに行く

□日本人同士の結婚と同じ「婚姻届」を用意する

□上記婚姻届に証人の署名捺印をしてもらう

STEP
和訳

STEP2で発行してもらった外国語の書類を和訳した書類を作成する(裏面に文言がある場合は裏面も翻訳

STEP
届出

必要書類、本人確認書類を持って区役所に「二人揃って」届出に行く

 私たちが1回で届出が済まなかった理由→
書類の裏」に書かれている文言を翻訳しなかったこと。そして1回目は私一人だけで届出に行ったこと。

私たちが届出に行った際に時間がかかった理由→名前の漢字が役所のシステム上になかったこと。

予想外の展開があった日本での国際結婚の婚姻届。こんな経験もありましたよ!という事で、読んでくださった方の参考になれば嬉しいです。次回は韓国に行って届け出をした「韓国編」をお伝えしますね。

韓国籍のお相手の方とのご結婚を考えていらっしゃる、手続きが不安、生活はどうなる?など、日韓国際結婚特有の悩みや不安もあるかと思います。お気軽にKIM-MAKO INC. のTwitterからメッセージをお寄せくださいね。私たちの経験の範囲でお伝えできればと思います!

それでは次回は「日韓国際結婚の手続き(韓国での届出編)」をお伝えしますねー。良い国際結婚となりますように!안녕〜。

김마코 KIM MAKO
House of KOREAディレクター
毛髪診断士・認定講師
日韓国際結婚 東京都在住

オーストラリアでマーケティングを学び、化粧品会社勤務の2013年からシンガポールに駐在し、製品のPRやプロモーションに従事。2018年毛髪診断士®️取得、2021年毛髪診断士®️の認定講師を取得し、企業様からの製品プロモーション、監修、執筆を行う。2021年KIM MAKOとして開業し、日韓国際結婚のフィルターを通したプレアムな韓国情報をお届けるすWEBメディア「House of KOREA=ハウコリ」をリリース。

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